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【超入門】インサイトとは?「西武鉄道」「ポカリ」事例徹底解説!【初心者向け】

投稿日:2020年3月25日 更新日:

大見出し1

「インサイトがまだ具体的によくわからない…」
「事例をもっと知りたい!!」

そんな要望に応えていきたいと思います。

本記事の内容

  • インサイト事例①秩父キャンペーン【初代・吉高由里子編】
  • インサイト事例②ポカリスエット2016年「自分は、きっと想像以上だ」

私はこれまで300以上のインサイトを深堀をしてきました。
月刊誌のクリエイティブディレクターを担当しているときは、
毎月10~15案件企画を3年ほど担当していたこともあり、
効率よくインサイトを発見しなければ仕事が回りませんでした。

あるときに、インサイトとはこういうものだ!自分の中で簡略化に成功しました。
するとインサイトを捕らえやすくなりました。この後の事例はなるべく簡略化する形で説明しますね!

「自分がいいと思ったことを発信できる場所、秩父」

大見出し1

結論から言います。インサイトは「自分がいいと思ったことを発信できる場所、秩父」です。ここにたどり着いた経緯など解説していきたいと思います。

目的:秩父の知名度・認知度向上1-1

時はさかのぼり、2013年…。
西武鉄道会社は、特急レッドアロー号の利用促進や当社沿線の代表的な観光地である秩父の知名度・認知度向上と活性化を図るCMを図るために放映。

CMでは、秩父は池袋駅から西武秩父駅まで特急レッドアロー号で最短78分でお出かけできるため、仕事終わりの金曜日の夜からでも出発できるような都心との近接性と“お手軽な女子旅”を表現。

秩父にまだ訪れたことのない若い世代の方々、また首都圏からより多くひとに「秩父に行ってみたい」という声が多数集まった。今では観光地として人気の場所だが、当時は人っ子一人集まらない秘境地だった。

まだ出会えていないことに価値がある1-2

ターゲットのインサイトは、まだ出会えていないことに価値を感じる、もっと正確に言うと、
まだ出会えていないことを見つけて、発信することに価値がある。ということに価値を感じるのだと思いました。

【CM考察】

【手軽さ・近さ訴求】「池袋から78分にそんな場所がありますよ!」「金曜夜には秩父に行こう」「手ぶらで秩父」「朝早く起きた日には秩父に行こう」など、
秩父に関して「手軽さ」「近さ」でほかの観光地との差別化をしています。

【新しい発見がある旅】「自分で見つけたものはきっと宝物になるんです」「思わず声が出てしまうそんな旅でした」というコピーが入ることから、
おそらく、いかにも人気のある観光地という場所には魅力を感じる人はターゲットから外れると思います。また、まだ見たことない魅力を自分で探しに行くことに価値を感じる層をターゲットにしていると考えました。

【社会の動き】当時テレビでは、マイナーな商店街発掘番組や、隠れ名スポット食べ歩き番組などが人気でした。その理由は、誰も知らない魅力あるコンテンツを教えてくれるからです。

以上のことから・・・

鎌倉や箱根、日光などの観光地などはすでに有名で友達もみんな行き尽くしているから、そこまで魅力に思わない。新しい場所を発見できて嬉しいし、SNSで発信して、周りの友人から「え!ここどこ?」とリアクションがあるともっと嬉しい。

そんなことを思うターゲットだと思います。

そんな素敵な場所がありますよ、近くに

このプロモーションを要約すると、「自分がいいと思ったことを発信できていない、なぜなら場所が発見できないし、あったとしても遠い…」
そんなターゲットインサイトに対して、「池袋から78分に秩父という場所があります。おすすめです」と伝えた。

西武鉄道が一番訴求しているのは実はアクセス面。「池袋から78分にそんな場所がありますよ!」ということ。おそらく「誰も知らない魅力ある観光地」というポジショニングで競合優位性がアクセスだったんでしょう。

今はもう人気スポット化してしまった秩父。

「誰も知らない」をウリにして成功した夢のある事例で私は大好きです。

ポカリスエット2016年「自分は、きっと想像以上だ」

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結論から言います。インサイトは「頑張り続けたいけど、自分が自分を信じられない」です。ここにたどり着いた経緯など解説していきたいと思います。

小見出し2-1

2016年、大塚製薬がポカリスエットを中高生をターゲットに広告展開するためにリブランディング。

課題感としては風邪の時の飲み物、熱中症の時に飲むものなどのイメージがあった。
また、1988年に宮沢りえさんがイメージキャラクターだったこともあり、40代のファン層には認知されているものの
若年層には認知されていないこと危機感を感じ、このキャンペーンを実施しました。

考察:本気で頑張る学生のインサイト2-2

【CMからの考察】


映像は部活を頑張る中学生・高校生が映っています。マネージャーが歌い手になってターゲットに対する想いが歌われています。
「君は負けず嫌い何倍も努力している」
「イケてる、イケてないとかだれが決めるの」
「本気を出して奇跡起こしてみようよ」
「君の夢は僕の夢」
「想像以上の未来へ」

以上を踏まえて、
ターゲットは部活を頑張る中高生。本気で頑張っているけど、
「自分じゃ無理かもしれない」と見切りつけているような子をターゲット。
余談ですが私、中学生の頃はバスケ部に所属して本気でバスケを頑張っていました。体格はヒョロヒョロだったので、激しいパワープレーでは吹き飛ばされていました。
「自分じゃ無理だなこりゃ…」と思ったときあります。。ターゲットも同様で何かしらの壁にぶつかりながら目標に向かって頑張っているのでしょう。

つまり、今見えているターゲットインサイトは
「頑張り続けたいけど、どこか自分が自分を信じられない」です。
ターゲットがなぜ、自分を信じられていないのかは、ポカリが設定したメッセージで判明します。

私はあなたの可能性を信じる

それではポカリはターゲットに何を伝えたのか?
ずばり「あなたの可能性は私が信じている。あなたはきっと想像以上ですよ」ということです。
自分自身を信じられない人は、誰かに信じてもらえているのであれば、自信を持てると気付いて訴求したのです。

このCMで何かを頑張ろうと奮起したターゲットは、自分に自信がない理由は、ライバルが強敵だとか、体格の差があるとかではなく、誰かの応援が必要だったのです。
ちなみにこのCMを見て私は、応援してくれている人のことが思い浮かび、奮起しました。笑

このプロモーションを要約すると、
「頑張り続けたいけど、どこか自分が自分を信じられない。なぜなら、応援してくれる人がいないから」
そんなターゲットインサイトに対して、「あなたの可能性は私が信じている。あなたはきっと想像以上ですよ」と伝えたです。

以上事例紹介でした!

あくまでこれは私の考察なので、参考程度にしてただけると幸いです。
これからもどんどん紹介していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします!!

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