インサイト

【超入門】インサイトとは?「ゼクシィ」「ゴディバ」事例徹底解説!【初心者向け】

投稿日:2020年3月26日 更新日:

大見出し1

「インサイトがまだ具体的によくわからない…」
「事例をもっと知りたい!!」

そんな要望に応えていきたいと思います。

本記事の内容

  • インサイト事例①ゼクシィ【結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです】
  • インサイト事例②ゴディバ【義理チョコはやめよう】

私はこれまで300以上のインサイトを深堀をしてきました。

月刊誌のクリエイティブディレクターを担当しているときは、毎月10~15案件企画を3年ほど担当していたこともあり、効率よくインサイトを発見しなければ仕事が回りませんでした。

あるときに、インサイトとはこういうものだ!自分の中で簡略化に成功しました。

するとインサイトを捕らえやすくなり、担当するクライアントの課題解決がスムーズに。

さらには広告賞も複数受賞することができました。

この後の事例はなるべく、我流ではありますが簡略化する形で説明しますね!

ゼクシィ【結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです】

大見出し1

結論から言います。インサイトは「彼は好きだし結婚したいけど、改めて結婚する理由がわからなくなった。だってするものだと思ってたし、考えたことなかった」です。
では早速見ていきましょう

目的:結婚しなくても幸せな社会1-1

2017年のブライダル総研によると、「結婚しなくても、幸せだと思う」とアンケートに答える人の割合が年々増加しているとのこと。数としては少数だが、年々増してきている。

ゼクシィは「結婚式=幸せ」を象徴する雑誌。このままいったら、時代とずれてしまう恐れがある・・・。「結婚式=幸せ」ではなく、幸せになる手段としての結婚式というブランディングを展開。

そんな潮流の中で生まれたキャッチコピー「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私はあなたと結婚したいのです」。これはSNSなどでも大反響でした。

考察:ターゲットは引き続き、結婚=幸せ層1-2

【CM考察】

いいCMですね~。TCC最高新人賞という広告賞にも選ばれて話題になりましたね。

本題ですが結論、ターゲットは、多様性の波に乗り遅れている人たちです。

CMを見ると、「結婚しなくても幸せだ」層に向けていそうに見えますが、実はメインで狙っているのは「結婚当たり前」層です。

なぜなら、「結婚しなくても幸せだ」層にとっては、「結婚しなくても幸せ」は周知の事実だからです。広告は「気づき」を与えて、行動させないとただの作品です。

「結婚しなくても幸せだ」層に対して「結婚式当たり前」層は、「結婚することが当たり前だったから、いざ結婚する理由を聞かれるとわからなくなった。最近周りに結婚しないひと増えてきてるし・・・」と不安に思う層です。

つまり、「結婚しなくても私は幸せだ」層に感化されてしまう「結婚式当たり前」層を防ぐための広告です。

市場に大多数いる「結婚式当たり前」層に、結婚することは幸せなことだと改めて認識させたいのです

「結婚しなくても幸せになれるよ」って周りには言われるけど、幸せになる手段の一つとして、私は結婚すること選んでいると自信もって言えるようにしたのです。

結論:結婚は幸せになるための一つの手段1-3

このプロモーションを要約すると、「結婚することが当たり前だったから、いざ結婚する理由を聞かれるとわからなくなった。最近周りに結婚しないひと増えてきてるし・・・」

そんなターゲットインサイトに対して、「結婚しなくても幸せになれるけど、結婚は幸せになる一つの手段だよ」と伝えたです。

一番大事なことは、何も考えず結婚を選んだターゲットに、数ある選択肢のうちの一つを選んだと思わせたことです。

結婚をすることが当たり前と思っていた人も、選んで結婚したという認識になることで、結婚の価値が高まったと思います。

さらに結婚しないを選んだ人も、「すてきな価値観だね」と共感を得られました。

敵を作らずに話題を作った、いい意味の八方美人コンセプトです。

時代を先取りしながらも、置いてけぼりにフォーカスするとハッピーな事例になるんですね。

ゴディバ「義理チョコをやめよう」

大見出し2

結論から言います。インサイトは「義理チョコは手間がかかるから、渡したくない。でも、習慣としてあるから、いきなり渡さなくなったら上司や先輩の私に対する評価さがるか…渡すの嫌ってことに何気なく気付いてほしいな」です。

ここにたどり着いた経緯など解説していきたいと思います。

概要:慣習としての義理チョコ

2018年ゴディバが「日本は、義理チョコをやめよう」そんなタイトルの新聞広告を掲出しました。

「義理チョコの準備で無理をしないでほしい」という意図があります。

義理チョコを誰にあげるかを考えたり、準備することはとても大変。

そもそも、バレンタインデーは純粋に気持ちを伝える日。

社内の人間関係を調整する日ではない。

本命のチョコレートを挙げる日にしましょう、そんな思いが込められています。

効果は、大胆な広告は話題となり「よく言ってくれた」と称賛する声もあれば、「余計なお世話だ」と否定する意見もあり賛否が分かれた。

考察:「チョコハラじゃない?」それ2-2

ターゲットは会社員女性。
20代から30代前までを想定。
昭和の名残として残っている古い慣習に違和感を感じている層。

義理チョコの準備って結構時間かかるんですよ。

会社の風習で渡すことになっていると、1週間前とかには、何を買うか女性陣たちで作戦して買い出しに出かける。

しかも、会社に行くとき満員電車に乗ったら最悪ですよね。

男ですけど、気持ちお察しいたします・・・。

「なんのために、こんなことをしてるんだろう」と思ったときに、上司や先輩たちの顔が思い浮かぶ。(これは「チョコハラ」ですね)

時間、お金、労力をかけて上司の顔色伺いをしたくない。できれば会社として禁止と言ってもらえれば楽なのに、そんなことをターゲットは思っています。

結論:会社としていってほしい言葉を代弁します

それではゴディバがターゲットに伝えたのは?

ずばり「義理チョコはやめよう」

ターゲット自身の力ではどうにもならない、隠れたチョコハラスメントに対して、ゴディバは声を大にして指摘をした。

このプロモーションに共感したターゲットのインサイトは「上司や先輩に、意外と義理チョコ大変なんだよ!って気付いてほしい」ということだったのかも知れません。

このプロモーションを要約すると、
「義理チョコは手間がかかるから、渡したくない。でも、習慣としてあるから、いきなり渡さなくなったら上司や先輩の私に対する評価さがるか…渡すの嫌ってことに何気なく気付いてほしいな」

そんなターゲットインサイトに対して、無理して義理チョコあげる文化やめませんか?と伝えた、です。

これはチョコメーカーが伝えるからこそ、訴求力が増しますね。。
バレンタインデーを本気で楽しんでほしいからこその広告でした!

以上事例紹介でした!

これからもどんどん紹介していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします!!

-インサイト
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

【超入門】インサイトとは?事例を交えて紹介!【初心者向け】

広告初心者「インサイトって何?具体的に知りたい!」 今日はこんな疑問に答えていきます。 ☑ 本記事の内容 インサイトとは何か インサイトの実例を紹介します 私はこれまで300以上のインサ …

【超入門】インサイトとは?「北海道ファイターズ」「ブラックサンダー」事例徹底解説!【初心者向け】

「インサイトってイマイチよくわからない」「事例が少ないから教えてほしい」 そんな要望に応えていきたいと思います。 ☑ 本記事の内容   インサイト事例①北海道ファイターズ【家族向け転職プ …

【超入門】インサイトとは?「西武鉄道」「ポカリ」事例徹底解説!【初心者向け】

「インサイトがまだ具体的によくわからない…」 「事例をもっと知りたい!!」 そんな要望に応えていきたいと思います。 ☑ 本記事の内容 インサイト事例①秩父キャンペーン【初代・吉高由里子編 …

ul, ol { color: #668ad8;/*文字色*/ border: dashed 2px #668ad8;/*破線 太さ 色*/ background: #f1f8ff; /*背景色*/ padding: 0.5em 0.5em 0.5em 2em; } ul li, ol li { line-height: 1.5; padding: 0.5em 0; }